イタリア-水の都ヴェネツィア-

投稿日時:2015-06-03 09:51:01

ドイツ・ミュンヘンを観光したあとは、再び列車に乗って、オーストリアを抜けてイタリアへと向かいました。

かねてより、イタリアに行ったら訪れたいと思っていた都市はたくさんありました。イタリアの歴史がたっぷり詰まったローマ、イタリアの文化の中心地ミラノ、オリンピックの開催地トリノ。そして、水の都ヴェネツィア...。特に、ヴェネツィアは生きているうちに一度は訪れてみたいと思っていたので、イタリアについたら真っ先に訪れることにしました。

ヴェネツィアには、リベルタ橋という海上に架かる橋を通って、本土から鉄道で行くことができます。海がすぐ真下に見えるので、天気がいい日だと鉄道から見える風景が絶景なんです!!

そして長々ーと列車に揺られていると、停泊する船の数々が見えてきます。いよいよヴェネツィアの入口です。駅につき、広場に出ると、そこにはもう夢に見たヴェネツィアの風景が広がっていました。

それから私はヴェネツィアの街をしばらく散策してみることにしました。そうしてみて気づいたのは、ヴェネツィアには意外と陸路が多いということです。ヴェネツィアといえば、てっきり水路ばかりあるのかと思っていたのですが、そうではありませんでしたね。

人々が生活する陸路があって、その間に度々水路がある感じでした。陸路の方はというと、道端の露店でカーニバル用のマスクが売られていたこと以外は、至って普通でしたよ。私は整然としていながらも生活感に溢れている、あのイタリアの街並みが好きですね。

これだけ聞くと、ヴェネツィアって案外普通じゃんって思われるかもしれません。私も初めはそう思っていました。でも、ヴェネツィアの真価はやっぱり水路にあったんです。船に乗って、ヴェネツィアの街を巡ったとき、初めてヴェネツィアの本当の姿が見えてきました。

ヴェネツィアの街の中心には、大きな水路が一本通っているのですが、この水路を船で通ってみると、ヴェネツィアの見え方が180度変わってきます。そこはまるで別世界でした。そこには私が夢見ていた、水の都ヴェネツィアの姿が確かにあったんです。

全く違う二つの世界が一つの場所にある。これこそがヴェネツィアの面白いところなんですね。私はヴェネツィアに行くことができて、念願がかなって本当に満足しています。

できれば今度は、カーニバルの時期に訪れてみたいものですね。

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